コンビニよりも激しいこの競争時代に、新たに開業独立する税理士先生もたくさんいます。
会計事務所に勤務していて、資格をとって実務を数年間行ったあと独立開業する若い税理士先生もいれば、税務署勤務を経て開業する年配の先生もいるでしょう。
今はどちらかというと前者の税理士先生の方が多い印象ですね。
で、せっかく何年も費やして税理士資格を取って所長として開業できる権利を手にしたわけですから、どうせ独立開業するなら成功させたいですよね!
これから開業する税理士先生は、また勤務税理士に戻ることは考えていないと思います。
そこで、これからの時代に独立開業する税理士先生にとって、事務所経営を軌道に乗せて成功させるための、スタートダッシュ時の一番重要な部分の考え方をご紹介しておきたいと思います。
この記事の目次
開業時に勤務時代の顧問先を貰う
会計業界の通例として、独立開業する際には勤務時代に担当していたお客さんをそのまま貰い、独立開業するというケースも多いでしょう。
ゼロベースでの新規開拓だと独立開業に踏み切れないので、できることなら顧問先を数件貰ってから開業すべきです。
数件あるだけでも月の売上はそれなりになりますから、最低限の暮らしはしていけますからね。精神的な余裕が違います。
ただ、新規に独立開業する税理士先生に顧問先を譲ってくれない意地悪な所長先生もいないわけではありません…
その場合はどうするか?
それはあきらめるしかありません。
独立時にお客様に選んで貰うというのも一つですが、それで勤務事務所との間でトラブルになるのも避けたいので、顧問先を貰えない場合は諦めるのが賢明です。
税理士紹介会社に登録する
税理士紹介会社にとりあえず登録します。顧問先を貰える可能性を少しでも高めるためです。
無料ビデオ講座の中でも解説しているのですが、新規ビジネスとして始めやすい税理士紹介ビジネスは、いまはもうたくさんあります。だからそれらに全部登録すると良いですね。
ですが、過度な期待は禁物です。
そこだけに依存していてはとてもじゃないですが事務所経営は安定しないですし、顧問先の集客もおぼつきません。
紹介があって面談して成約に結びついたとしても、年間顧問料(決算料も含めて)の半分以上を税理士紹介会社に取られるわけです。しかも前払いです。
紹介があればあるほどどんどんキャッシュフローは悪化しますし、顧問先が増える割には収入が増えず、実務量だけが増えていくので、税理士紹介会社からの顧問先紹介をメインにしてはいけません!
「紹介があればラッキー」くらいで思っておきましょう。
税理士紹介会社がやっている手法を開業時から行っていく!
次に取りくむのが集客です。
当たり前ですけどね。
開業したばかりの税理士先生にとっては、顧問料がどうとか、売上規模がどうとか言っている場合ではありません。
とにかく集客してお客さんをとっていかないといけません。
だからそのためには何よりも優先して集客に取り組みます。
事務所を構えるとか、内装をどうするとか、ホームページを作るとか、そんなものは後回しで良いですし、何なら全部なくてもOKです。
開業時に事務所もホームページもなくてもお客さんは獲得できます!
独立開業した税理士先生がどのような集客手段に取り組むかという内容は、無料ビデオ講座で紹介に解説しています。
絶対に取り組まなければいけない5つの手法などがあるので、ぜひ取り入れてください。
その5つの集客手法の中でも最優先に取り組むべきなのは、税理士紹介会社がお客さんを獲得している手法を会計事務所としても実践することです!
なぜなら、税理士紹介会社に払っている50万円や60万円などの紹介料を、数万円に下げられるからです!
数万円で顧問先を獲得できればどうですか?
2か月目や3か月目以降はすべて税理士先生の利益になりますからね。
集客方法を身につければ実はこのようなことが可能になるのです。
ほとんどの税理士先生は知りませんが、税理士先生たちは税理士紹介会社にとんでもない手数料を取られているわけです。つまり、ぼったくられています。
それを知らずに「紹介ありがとうございます!!また紹介待ってます!」なんていう感じで、お客さんをくれる神様みたいな感じで接する税理士先生もいるのですが、それにしては貢ぐお金が多すぎるわけです。
たくさん上納金を払って貰えるから、税理士紹介会社だけが儲かります。だから、これほど多くの税理士紹介サービスが立ち上がっているんですよ?
マッチングビジネスというのは簡単に立ち上げることができます。
なので、まず最優先に顧問先獲得のために税理士紹介会社がやっている集客手法に取り組みましょう!
その具体的な方法は、無料ビデオ講座で解説しています。
開業したら嫌でも他の税理士先生は敵になります
独立開業した瞬間に、他の税理士先生や会計事務所はライバルです。敵になります。
古い先生ほど、まだ法に守られていた時代の慣習を気にするものですが、そんなことを言っていてはどんどんライバル会計事務所にお客さんを取られて廃業に追い込まれてしまうだけです。
だからもう、やるしかないわけです。
集客するしかありません。
だから「他の税理士とはどうすれば差別化できるか?」という視点が、事務所経営を成功させるためにはものすごく重要になります。
そのための方法なども無料ビデオ講座で解説しているので、これから開業するという税理士先生も、既に開業して奮闘されている税理士先生も、ぜひ一度ご覧になってみてくださいね。
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